2008年05月14日

父の入院生活

父が入院して2週間近く経った。

家にいる時は大変だった統合失調症の症状は
お見舞いに行く時に見る段には、非常に落ち着いている。
不思議な位・・・。
険しい表情はなく、普通に私達と会話ができる。

病気のことを告げたせいか、
当初、父は10名ほどの大部屋に。
そこは、何となく異様な雰囲気で心配になったが
本人は意外とケロッとしていた。
昔入院していた経験があるから、慣れてるのかな。

異様な雰囲気・・・というのは
ほとんどが寝たきりの患者さんで、
時折大声を上げている人もいる。
(その人は、手を手袋で抑制されてる・・・)

父に対しても、その部屋にいる時は
ベッドからの転落を防止するという名目で
ベルトや手袋をつけても良いかとたずねられた。

本人に説明してもらえれば、と私は答えたが内心不安になる。
しかし、父はあっさり承諾してベルトをつけていた。

それでも何となくその光景はいやな気分になる。
いろんなことを考えさせられる。。

そうこうしていると、病棟が変わった。
リハビリ棟という新しい施設で、
部屋は4人部屋でゆったり明るく、
デイルームという食堂を兼ねた広間を囲うように病室がある。
ベッドからはあのベルトもなくなっていた。

なんとなくうれしそうな父。
大学院でレポートを書くからと、読書もすすんでる?ようだ。
当分は車椅子生活だけれど、扱いもなかなか上手。

褒めると、
「自分は養護施設を設計したことがあるから、当たり前だ」
そして、
「自分で設計した家で、ケガをしてはあかんなぁ」と苦笑い。

ホントにそうだよ・・・とこちらも苦笑い。


父が入院生活をしている間、母と私は家でおだやかに暮らしている。

いつもは母の部屋でじっとしていたけれど、
気が向けばダイニングで私はパソコンで仕事、その横で母は塗り絵。
そんな気ままなこともできる。

塗り絵はアレレ??・・・な時も多いが、
本人は色を塗ってると楽しいと言うからいいかな。。。

痛い思いをした父には悪いけれど
なんだか神様がくれた、一休みの時間のように思えてくる。
posted by nozomi at 11:00| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする