定年後、油絵や水彩画をならっていた母。
認知症になってから、形をとらえて描くということが
苦手になってきた。
油絵の先生は、母の元同僚。
絵を描きながら、おしゃべりも出来るからと
月に2度ほど私も一緒に通っている。
ただ絵の具を混ぜたり・・・ということが難しそうなので
母はクレパスを使って花をスケッチしたりしている。
父が入院している間は、ゆったりと家で過ごすことができる。
スケッチもちょっと大変そうだから塗り絵はどうかと誘ってみる。
本屋で見つけた花の塗り絵、最近ではペットの塗り絵をやってみた。
ハガキサイズで、左に見本、右が塗り絵。
「わぁ、おもしろそう」「色、塗ろうか」と始めるものの
だんだん作業があやしくなってくる。
見本どおりに色鉛筆を選んで塗るという行為が出来ない様子。
たまたま持っていた色鉛筆で何やら線をなぞっている。
あらら・・・
本人も「わからなくなってきた」と、「くしゃくしゃになった」と言う。
私自身も一緒に楽しもうと思っていたのに
なんだか溜め息が出そうになってしまう。。
塗り絵ももう無理なのか・・・なんて思ってしまう。
きれいな景色や花を見ると、母はよく「絵に描かなきゃ」って言う。
でも、それがもう難しいんだな。。
うまくやろうって思うからそうなるのかな。
楽しむ・・・が大事なんだけど。。。
その点、音楽の方がやりやすいかな、とも最近思う。
次回に続く。
2008年05月21日
2008年05月14日
父の入院生活
父が入院して2週間近く経った。
家にいる時は大変だった統合失調症の症状は
お見舞いに行く時に見る段には、非常に落ち着いている。
不思議な位・・・。
険しい表情はなく、普通に私達と会話ができる。
病気のことを告げたせいか、
当初、父は10名ほどの大部屋に。
そこは、何となく異様な雰囲気で心配になったが
本人は意外とケロッとしていた。
昔入院していた経験があるから、慣れてるのかな。
異様な雰囲気・・・というのは
ほとんどが寝たきりの患者さんで、
時折大声を上げている人もいる。
(その人は、手を手袋で抑制されてる・・・)
父に対しても、その部屋にいる時は
ベッドからの転落を防止するという名目で
ベルトや手袋をつけても良いかとたずねられた。
本人に説明してもらえれば、と私は答えたが内心不安になる。
しかし、父はあっさり承諾してベルトをつけていた。
それでも何となくその光景はいやな気分になる。
いろんなことを考えさせられる。。
そうこうしていると、病棟が変わった。
リハビリ棟という新しい施設で、
部屋は4人部屋でゆったり明るく、
デイルームという食堂を兼ねた広間を囲うように病室がある。
ベッドからはあのベルトもなくなっていた。
なんとなくうれしそうな父。
大学院でレポートを書くからと、読書もすすんでる?ようだ。
当分は車椅子生活だけれど、扱いもなかなか上手。
褒めると、
「自分は養護施設を設計したことがあるから、当たり前だ」
そして、
「自分で設計した家で、ケガをしてはあかんなぁ」と苦笑い。
ホントにそうだよ・・・とこちらも苦笑い。
父が入院生活をしている間、母と私は家でおだやかに暮らしている。
いつもは母の部屋でじっとしていたけれど、
気が向けばダイニングで私はパソコンで仕事、その横で母は塗り絵。
そんな気ままなこともできる。
塗り絵はアレレ??・・・な時も多いが、
本人は色を塗ってると楽しいと言うからいいかな。。。
痛い思いをした父には悪いけれど
なんだか神様がくれた、一休みの時間のように思えてくる。
家にいる時は大変だった統合失調症の症状は
お見舞いに行く時に見る段には、非常に落ち着いている。
不思議な位・・・。
険しい表情はなく、普通に私達と会話ができる。
病気のことを告げたせいか、
当初、父は10名ほどの大部屋に。
そこは、何となく異様な雰囲気で心配になったが
本人は意外とケロッとしていた。
昔入院していた経験があるから、慣れてるのかな。
異様な雰囲気・・・というのは
ほとんどが寝たきりの患者さんで、
時折大声を上げている人もいる。
(その人は、手を手袋で抑制されてる・・・)
父に対しても、その部屋にいる時は
ベッドからの転落を防止するという名目で
ベルトや手袋をつけても良いかとたずねられた。
本人に説明してもらえれば、と私は答えたが内心不安になる。
しかし、父はあっさり承諾してベルトをつけていた。
それでも何となくその光景はいやな気分になる。
いろんなことを考えさせられる。。
そうこうしていると、病棟が変わった。
リハビリ棟という新しい施設で、
部屋は4人部屋でゆったり明るく、
デイルームという食堂を兼ねた広間を囲うように病室がある。
ベッドからはあのベルトもなくなっていた。
なんとなくうれしそうな父。
大学院でレポートを書くからと、読書もすすんでる?ようだ。
当分は車椅子生活だけれど、扱いもなかなか上手。
褒めると、
「自分は養護施設を設計したことがあるから、当たり前だ」
そして、
「自分で設計した家で、ケガをしてはあかんなぁ」と苦笑い。
ホントにそうだよ・・・とこちらも苦笑い。
父が入院生活をしている間、母と私は家でおだやかに暮らしている。
いつもは母の部屋でじっとしていたけれど、
気が向けばダイニングで私はパソコンで仕事、その横で母は塗り絵。
そんな気ままなこともできる。
塗り絵はアレレ??・・・な時も多いが、
本人は色を塗ってると楽しいと言うからいいかな。。。
痛い思いをした父には悪いけれど
なんだか神様がくれた、一休みの時間のように思えてくる。

