2007年04月29日

おうちでサロン

最近、母と家にいることが多い。
一日に一度は、買い物や散歩に出かけるように
しているけど、さて何をして時間を過ごすか…

どうしても、テレビを見る時間が多くなる。
そんな中、最近良く見かけるのが造顔マッサージ。

思わず見よう見まねで、時々自分でやってみる。
なんだかお肌にハリが出るような気がする。

介護だなんだって言ったって
この時間をうまく利用して、
きれいになれたらいいやん!
なんて思い立ち、

ちゃんとマッサージクリームと
マッサージの仕方の載った雑誌も買って
やってみることにした。

母も、横で見ているので
「今度、お母さんにもしてあげるね。」
とマッサージ法をお勉強。

昨日、母にもマッサージをしてみた。
「こちらにどうぞ!」
「はい、ありがとうございます。」

なんて感じで、おうちサロンの開店。
まだ覚えきれてないので、
母にページをめくってもらいながら
マッサージ、マッサージ。

効果はいまいちわかりにくいけど
「なんか、しっとりしてるわ〜」って
うれしそうなのは確かでした。


そして、今日は前からしようと思っていた
白髪染め。
長時間、美容院にいるのが
最近苦手な様子の母。

「もう白髪染めやめる?」と聞くと
「それは、いややなぁ。黒い顔に白髪って合わないし〜」

そうか、、、

普通の白髪染めは成分が心配なので、
今回はヘナに初挑戦することにした。

染料をお湯で練って、マヨネーズ状に…
これを髪に塗るのか…

青緑のどろんこを母の髪に
のせて伸ばす。
独特の草っぽい匂い。

毛染めを家ですること自体が初体験なので
「いや〜どうしよ〜」って慌ててると
「だいたいで、いいよ〜」と母。

「だいたいで、いいよと言われましても…」
と、何とか塗り終えて40分ほど置きます。

あとは、シャワーで流して、
シャンプー、コンディショナーで終了。

お風呂を沸かして、一緒に入る。
さっきまで母の余裕はどこへやら、
「これ、ど、どうしたらいいの??」とちょっと緊張。
「普通にお湯で流すだけよ」

「そっか♪」
「わ!!こんな色が出てきた!!!」
髪に塗った先ほどの染料が青緑の液体となって
どんどん流れていきます。

しばらくすると透明に、そして無色透明に。

「はぁ、さっぱりした」と母。
さて、染め具合のチェックと…
う〜ん、白髪が薄青緑ぽい。。。

徐々に茶色に変わる、何度か染めると色よくなると
説明書には書いてある。。。

髪を眺めながら、難しい顔をしてる私に
「こんなもんで、いいよ♪」と母。

どたばたのおうちサロンだけど
気楽でよかったのかな〜と。

もうちょっと腕のいい美容師だいいんだけどね。。
なんせ、不器用で素人だから、、ごめんね。。
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2007年04月28日

ため息なのだ

世間は大型連休に突入…

この間、祖父に
「もうすぐ連休やなぁ」と話したら
「じいちゃんは、毎日が連休や。」
と、返ってきた。

なるほど、そうだ。
そして私も実はそれに近い。

毎日が連休ということは、
幸せなような、それでいて申し訳ないような
休みと言うのは、働いているから
ありがたみがわかるものだ。

この感覚は、何度か経験した失業中にも感じたなぁ。

友人の会社の手伝いをしているため、
融通を利かせてもらって、今は週一、それも午前だけのバイト。
仕事と言うより、ほぼ私の気分転換である。

デイサービスの利用を決めるまで
見学やら、手続きやら…などと言いつつ
まだ、決めかねている。
どのタイミングで、デイサービスのことを
母に、そして父に切り出そうか。

でもいつまでもこのままと言うわけにはいかない。
GW明けには、一度母にデイサービスの体験をしてもらおうかと
思っている。


先月、母が調子を崩した際に
他県で暮らす兄が
「今は無理だけど、GWに一度様子を見に行くよ」と
たしか言ってたなぁと、ふと思い出した。

いまだ連絡がないって言うことは、
中止かな?とメールしてみる。

返事は、
今回はやめときます、ごめんなさい。
そして、延々と自分の連休の予定が返信されてきた。

自分の家族サービス&自分のリフレッシュ…

兄の休みはたしか9連休。
そのなかに、実家への…というのは
入れられなかったのだろうか。。。

うつ病で復帰したばかりとは言え、
もう2ヶ月経ち、この長期休暇。
先月SOSを出したとこなのに、、
この先、どう変化するかわからないのに、、

やっぱりというか
そうか、というか、
兄に期待はできないんだなと
分かったような気がして、
ため息がひとつ、またひとつ出る。

母に
「やっぱり来ないって」と話すと
「そうなん…
 少しくらいはこっちのことも考えてくれてもいいのにな」って。

何のための兄弟なのかなって思う。
自分が一人っ子だと思えば、
期待なんてしなければ、
こんな気持ちにならないのだろうな。。
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2007年04月24日

生活相談

今日は母の診察日。
今までは3ヶ月おきだったのが
2月から、毎月。

今年に入って、調子を崩しているせいだろう。

先月に比べて、母の精神状態はだいぶ安定した。
薬の力ってすごいなと思う。

今日の診察には、中年の女性が同席していて
何かメモを取っていた。
見た目は、人の良さそうな感じの人。

診察後、その人がやってきて
「生活の相談をしている看護士です」と名乗ってきた。
「少しお話させてもらってもいいですか?」と。

相談は頼んでないけど、
何か相談してプラスになればと
話をすることにする。

もちろん、母も一緒。
(って相談しにくいけど…)

空いている1室で相談開始。

「何か生活で困っておられることはないですか?」

あると言えばあるけど、言いにくい…
「母が一人でいるのを不安がるので、外出がしにくいですね。」

と言えば、
「デイサービスを利用して…
 娘さんのお仕事や趣味の時間を作った方がいいですよ。」
と、ありきたりの答え。

母の目の前で、母との生活のことをあれこれ言うのも
どうかなと、父の話をしてみる。

「お父様も、病気でそうなっていらっしゃるのですから
 理解してあげてくださいね」

(わかってるわ!)

そして、母がいるのに
「さっき言ったことや、したことを忘れたりされるんですよね〜?」と一言。
(え?!!いきなり、この人は何を言うの?
 本人のプライドを考えてないの?!)

確かに少しはあるけど、最近の出来事は覚えている方だ。
この間、どこに行って、誰とこんなことがあってとか
おいしいものを食べたとか、ヒントを出すと
思い出してくれる。

「いえ、そこまでは…」
と黙っていた母も思わず、答える。

「これから、お母さんの物忘れがひどくなっても
 叱ったりせめたりせず、合わせてあげるんですよ。
 寄り添ってあげるのが、いいんですよ。」
「これから、いろんな症状が出てきて困ると思いますが
 その都度、解決していく方向で…」
と、満面の笑み。

???

この人は何を言っているのか?
デリカシーってものがないの??
自分の自己満足じゃない!
と、段々腹が立ってきた。

何が相談員だ!!

「どうも、ありがとうございました!」
と言って、早々に引き上げることにする。

また、満面の笑みで
「何か合ったら、また相談してくださいね。」


いつもなら、必ずお礼を言う母も
今回は何も言わず部屋を出た。
そして廊下に出て、ひとこと。
「変なおばさんやな…いやな感じ」

「ほんまやな、おせっかいおばさんって感じ」
と私も思わず。

「きっと本人はすごくいいことしたと思ってはるんやで」
と、母も言う。苦笑

マニュアルの押し付け、
看護に携わる人の特有の好奇の目線
(へぇ〜この人は認知症か〜と見ている感じ)。

時々感じる。

本当につらい思いをしたことのある人は
そんなモノの言い方はできないはずだし、
感じ方もちがう。

母にも、この相談員の人のそういう姿勢が
きっと肌でわかったんだと思う。

いろいろな人がいるのはわかる。
でも相談員と名乗るなら、
もう少し気をつけてほしい。
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2007年04月21日

ひとこと

なかなか身動きとれなくて
決断できなくて
悶々とするときが多々ある。

そんなとき…

「どうしてる?」
「元気?」
「大丈夫?」

そんな一言かけてくれるだけでも
救われる。

でも、兄からも、ある人からもナシ。

ナシかよ!

そんななか・・・

「大丈夫?」
「しんどいのと違う?」

って聞いてくれる、
一番私のことを気にしてくれるのは、
認知症の母だったりするのだ。


最近、時々私の名前を忘れそうになるのか
なんども繰り返して私の名前を呼ぶ。

「あなたは、nozomi、nozomiちゃんやね〜♪」


そんな母にやさしくできない自分がいて、
イライラ顔を見せてしまう。

それでも母は、

「ごめんな〜お母さんがアホやしなぁ」って
「何でもしてもらってごめんな〜」
「しんどいのやろ、休み〜」って
言ってくれるのである。
posted by nozomi at 01:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月09日

春のチカラ

070409_1528~01.jpg

世間は桜がきれいな頃。

母が調子を崩してから、
ブルーな毎日が続いていたけど
眠り姫の母が目覚めたお昼すぎ位から
お花見さんぽに連れ出している。

2週間ほど前から飲みだした
抗うつ薬も効いてきたのか、
少し気分も落ち着いてきたように見える。

外に出れば、いたるところに桜の花。
うすいピンク色の雪が積もったような樹の下にいると、
ちくちく痛かった気持ちもほんわかするような気がする。

私と母にチカラを下さいとお願いしてみる。

ある人からこう言われた。
「春の陽気がいいことを運んでくれますように」

ホントにそうだ。
春のチカラを感じるような気がした。
posted by nozomi at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月08日

デイサービス見学

今日、一人でデイサービスの見学に行ってきた。
ケアマネージャーの方に紹介してもらった
日曜もやっているデイサービスセンター。

「まだできて間もないのでこじんまりとした
 きれいな施設ですよ。」
との話だった。

初めて足を踏み入れる介護施設。
入り口でセンサーが反応してチャイムが鳴る。

たしかに施設は新しくてきれい。

遠くでピアノの音。
弾いているというよりは、ポロンポロンといった感じ。

中に入ると静かで、でも利用者の方は20人位いるのかな。
ゲームをする人、一人でぼんやりする人、雑誌を眺めてる人
横になる人・・・・

しずか。。。

しばらくするとスタッフの人が対応してくれたので
母のことを話す。

もうじき体操が始まると言って
テレビ画面でNHKの体操が流される。
ほとんどの人がスタッフに促されて体操をする。

ただあまり活気がなく、仕方なくと言った感じも受ける。
その後は、ビンゴゲームが始まるようだった。

大人の通う保育園なんていう言い方をする人も時々いる。
でも、ここに来ている人はいずれも介護を必要とする人で
どこかを病んでいる。

手放しで泣いたり笑ったりしている子供とはちがう。

デイサービスってどこもこうなのかなぁ。
何もかも私一人で抱えられないのは、わかってる。
事実、まだ始まったばかりなのに、この疲労感。
誰かの助けをもらわなければ、共倒れになる。

まだ一軒目・・・
もっと他も見てみようと思う。
posted by nozomi at 23:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月05日

掃除をしてみる

昨日は父がお世話になっているクリニックへ
薬をもらいに行ってきた。

母の症状の悪化と父への対応。
私がいっぱいいっぱいになってきていること。

いつもは母と一緒にクリニックへ行くのだが
眠そうな母を置いて一人で相談も兼ねて行ってきた。

行く途中、私自身すごく気分が悪くなり
一人でどうしようかと焦った。
予約時間まで間があったのでコーヒーショップで
しばらく目を閉じたり、軽くストレッチしたりして
気を紛らわす。

何も考えず、ただ外の景色を眺める。
そういえば、最近あれこれ頭の中で考える癖がついて
それで余計に疲れるのかもしれない。

そうこうしていると大分落ち着いてきた。

先生に母の状態を話すと、
「そろそろもう精神科の領域に入ってるね。
 今が一番しんどい時期で、病気が進むとまた変わってくる」
との返事。

父へのストレスも感じなくなってくるということ?…
冷静な見方に納得半分、そして悲しさ半分。。

この日も朝5時半から父の怒鳴り声。
あとから母に聞くと、「そう?」って
あまり気づいてなかったよう。
(恐怖を感じているよりはまだいいかも。。)

母は薬の副作用で、心配になるくらい眠そうで
気がつくとウトウトしてる。

このまま段々変わっていくんだなぁなんて
今までいつも一緒だったけど、これからは…とか
寝顔を見て思うと、とてもせつなくなってくる。

「お花見へ行こうか?」と朝聞くと、
「おしっこが出そうになるし・・・」
「そっか、大丈夫やと思うけど?」
「・・・・」

そして、またソファでうとうと。
また寝ちゃった・・・

昨日、本屋さんで立ち読みした
“掃除すれば、運気があがる”的な本。

そうだ、今のうちに掃除しよ!
と、私と母の寝室を掃除。

かなり埃がたまってた。
母も私もモノが捨てられない性格。
モノもいっぱい。

2〜3年前の友人と母のスナップ写真。
この頃は元気だったなぁとか思うと
また悲しくなり、泣きながら掃除。

思いきって、いらないものはポイポイ捨てる。
空気も入れ替えて
拭き掃除もして、引き出しや机の上も整理。

そうしている内に、天気も回復。
明るい日差しが部屋の中に・・・

背後から、
「あら、きれいにしてくれたんやなぁ♪」
お昼寝から目覚めた母の声。
ちょっと元気そう。

それから、少し遠いスーパーまで買い物に。
夜のニュースの桜情報を見て
「明日見に行こか!」の一言。

なんだかうれしくなる。
掃除の効果あったのかな?
posted by nozomi at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月03日

母から離れる時間

この間の放浪の旅から、母とは密着生活。
無理を言って仕事もお休みをもらっている。

旅行後の診察で処方してもらった不安を抑える薬。
「死にたい、捨てて」と言った言葉は母からあまり聞かなくなった。
その代わり、いつもウトウトして、眠そう…
寝たきりにならないかと心配になる。

薬の説明書きを読むと副作用で2週間ほどでおさまるとか。
しばらく様子を見ることにする。

なるべく1日1度は買い物や散歩に連れ出す。

そんな訳で眠気のせいか、密着度が少し和らいだ。
と、言ってもまだまだ1〜2時間が限度かな。

ケアマネさんと話に事務所へ行く1時間はクリア。
今日、2時間近所に出かけたら、さすがに電話がかかってきた。
「しんどい、帰ってきて。。誰も家にいないし、こわい」

と言うわけで、帰宅。

そろそろ、仕事先にも半日でも顔を出したいけど
大丈夫かな??????

デイサービスの必要性は感じるが
この眠気が治まるまで、ちょっと無理そう。
まずは短時間でデイサービスの見学をして行こうかと思う。

ただ、また父の調子が悪い。
毎晩、夕食前後、怖い顔をして怒鳴り散らしてる。

母は、「誰と話てるの?前からそうだった?」
なんて事を言う。
忘れちゃったのかなぁ・・・・
これも薬のせいか、あまり怖がらなくなった。

私の感じるダメージの方が大きいみたい。
頭痛、めまい、イライラが爆発しそうになる。

「nozomiも一緒に横になったら?」
と言うわけで、私も母とゴロゴロする。

母がまたウトウトしかけた頃
こうやって、PCに向う時間が出来る。
posted by nozomi at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする